タレント堀ちえみ(55)が18日、自身のブログで、口腔(こうくう)がん(舌がん)の手術から3年が経過したことを報告し「私は今…生きている。」との思いや周囲への感謝を長文でつづった。
堀は19年2月に舌がん、同年4月に食道がんの手術を受け、翌20年1月にテレビ復帰するなど、タレント活動を再開している。堀は「再発もなく転移もなく。今のところ、私は順調に生きていけています」と近況を明かし、「今見るあの頃の私の顔は哀しい。あの頃の私はもういない。そして術後すぐの、もがき苦しんだ日々を過ごしていた私も、もういない。。」と手術当時を振り返って胸中を告白した。
そして「トラウマなんて克服しました。」と強い決意をつづり「あの日(手術した日)が近くなると、感謝!感謝!感謝の気持ちでいっぱいになります」と医療スタッフやファンに感謝。「私は今…生きている。」と結んだ。
▽以下堀のブログ全文
舌がんの手術から、まる3年。
再発もなく転移もなく。
今のところ、私は順調に生きていけています。
3年前の今日は、手術のための入院に向けて腹を括り。
この先少しでも生きられれば、ラッキーだと。
あとは医療チームの皆様を信じて、この先の不安を抱えながらも、楽しんでいました。
いや楽しむようにしていたと言った方が、適切かも知れないですね。
今見るあの頃の私の顔は哀しい。
あの頃の私はもういない。
そして術後すぐの、もがき苦しんだ日々を過ごしていた私も、もういない。
今の私は、あの頃の私ではなく。再生した私。
あの時があったから、今の私がいます。
トラウマなんて克服しました。
いつまでも過去に囚われていたら、前には進めません。
生きる。ってそういうことだと学びました。
執着しないで前を向いて歩く。
過ぎ去ったものからは、学びだけを自分の身体と頭と心に入れて。
全て手放せばいい。
ただ忘れてはいけないことは、救って下さった家族や医療スタッフの皆様。
そして大切に思ってくれた、沢山の皆様への感謝の気持ち。
そして神様への感謝の気持ち。
毎年あの日(手術した日)が近くなると、
感謝!
感謝!
感謝の気持ちでいっぱいになります。
今日も氏神さまに、お詣りをして。
感謝の気持ちを伝えてきました。
私は今…生きている。