俳優六角精児(59)が3月2日放送の水谷豊主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season20」(水曜午後9時)に4年4カ月ぶりに出演することが23日、分かった。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が、相棒と事件解決に挑む人気シリーズ。「season14」から、相棒として組んできた反町隆史演じる冠城亘のコンビ。反町はseason1~7の第9話まで演じた寺脇康文の出演回数124回を上回る、歴代最多出演本数を更新。コンビ最長という記録を更新したこのタイミングで、「season20」の放送が終わる3月をもって卒業する。大団円に向けてカウントダウンがはじまる中、名物キャラ・米沢守(六角)が4年4カ月ぶりに同シリーズへ登場する。

今回は、米沢が線路わきで男性の遺体を発見したところから物語がスタート。

六角は「オファーをいただいたときは、久しぶりなので『うわ~うれしい』というより、『大丈夫か?俺』という緊張を予感する気持ちの方が強かった」とコメント。

自身も「大好き」だという鉄道を題材にしたストーリーには「おそらく僕のためにこの脚本を作ってくれたのだと、こんな形で迎えてくれるのだと、ちょっと感動してしまいました」と話し「水谷さんと反町さんはそれぞれにとても優しく、そしてしっかりと僕を『相棒』の世界に引き入れてくれました。なので撮影期間はスタッフさんともども、とても楽しくスリリングな時間を過ごさせていただきました。久しぶりの米沢登場をみなさまに楽しんでいただけたら幸いです」と力を込めた。