お笑いコンビ、ハライチと女優川栄李奈(27)が15日、都内で、ゲスト声優を務めるアニメ映画「クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」(橋本昌和監督、4月22日公開)の公開アフレコイベントに出席した。

アニメ30周年で劇場版も30作目となる記念作品。

ハライチの2人は、本人役で、同アニメの舞台である埼玉・春日部で行われる「カスカベ花火大会」の前説として、新作漫才を披露する。

岩井勇気(35)は「(披露するネタは)過去一番面白い。去年出来ていたら『M-1(グランプリ)』でだしたかった」と自信をみせ、澤部佑(35)も「賞レースで出したかった。映画で初ネタおろすなんてないんだから」とその珍しさを語った。

埼玉県出身のハライチにとって、しんちゃんは、“同郷”となる。丸刈りがそっくりだとつっこまれた澤部は「気づいたら坊主にしていたから、潜在的にはあるかもしれない」と苦笑いしつつ「しんちゃん間の取り方とかね、本当に勉強になる」とリスペクトした。

最後に澤部は「本当に今から家族で映画館行くのが楽しみ。当たり前ですけど、ずっとおもしろいです、しんちゃんは。ずっとおもしろい中で、痛快忍者アクション、家族の絆を感じさせていただける熱い物語つまっています」とアピール。岩井は「ハライチの新ネタが過去最高傑作となっていますのでそちらをぜひみにきてもらいたいですね」と呼び掛けた。

劇中、川栄は、主人公・野原しんのすけの“本当の母親”を名乗る、屁祖隠(へそがくれ)ちよめ役を演じる。