タレントLiLiCo(51)が20日、東京・両国国技館でプロレスの「Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~」で引退試合を行った。夫の純烈・小田井涼平(51)と彰人をパートナーに、エロキャラの男色ディーノ、飯野雄貴、今成夢人のフェロモンズと対戦。小田井のアシストで“姫SEXYチェストキック”を決めるシーンもあったが、16分52秒にLiLiCoが膝十字固めでディーノにギブアップした。

LiLiCoは25年前にプロレスラーを志したが、知名度がないことを理由に門前払い。タレントとして売れっ子になり、14年にリングアナとして参加。15年からプロレスラーとしてリングに上がってきた。だが、20年に左膝蓋(しつがい)骨骨折の重傷を負い引退を決意した。

引退の10カウントゴングを聞いたLiLiCoは「本当にありがとう。スッキリした。プロレスラーという生き方ができて本当に良かった。これからは普通の女の子として生きる」。

この試合がプロレスデビューとなった小田井は「彼女の盾になりたかった。今日は、とてもきれいだ。体を張ってリングに向き合う姿が好きでした。今後は、もうリングに上がりません。今日がデビュー戦で引退試合です」と涙ぐんだ。