NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の23日に放送された第100話の平均世帯視聴率が17・2%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第96話の19・5%だった。

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同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、衰退する一方の時代劇を救うため、英語の勉強を続けるひなた(川栄李奈)。時がたち、ついにノストラダムスが地球滅亡を予言した年が到来する。るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)はるいの母・安子(上白石萌音)を捜しにアメリカに旅立った。

回転焼きにだんご3兄弟のだんごというライバルが出現しても、上司の榊原(平埜生成)からハリウッド撮影チームが来るという時代劇界を揺るがすビッグニュースを聞いても、これが恐怖の大王なのかと疑うひなた。そんなある日、親友の一恵(三浦透子)が浮かない表情で「大月」を訪ねてくる。榊原と自分がつき合っているのか不安だという。

そんな時、居酒屋で榊原とすみれ(安達祐実)が偶然顔を合わせる。すみれは、破天荒将軍を演じた星川凛太朗(徳重聡)と離婚していた。さらに偶然、一恵がそこへ現れる。