お笑いコンビ、2丁拳銃の小堀裕之(48)がスペシャルアドバイザーを務める女性6人組アイドルグループ、アイアイタイガーが26日、東京・中野区のheavysick ZEROでデビューライブを行った。

6人は紫やオレンジなど、それぞれのカラーに分かれた衣装で登場。メンバーのIchikaは26日が一粒万倍日、天赦日、そして寅(とら)の日が重なる最強開運日であることを紹介し「こうしてみなさんが来てくださったおかげでアイアイタイガーになることができ、うれしく思います。これから高みを目指して頑張っていきます!」と意気込んだ。

ステージではメイン曲の「ドキがムネムネタイガー」をアンコール含め2度歌うなど全8曲を披露し、デビューを見守ったファンを熱狂させた。小堀も前説のほか、ライブ中の一部MCにも参戦。この日はメンバーを6匹の虎に例え「調教師と言いますか、サーカスの団長のような感じです」と説明し、メンバーへは「団長がちゃんと見てるから、しっかりみなさんを楽しませて帰っていただけるように頑張ってください」と激励した。メンバーに「頑張るのか!?」と問いかけると全員が「はい!」と答え、「そこはガオー!やろ!!」と鋭い突っ込みも。ファンへは「今日がデビューする日と言っても過言ではありません。ぜひその目に焼き付けていってください」と語りかけた。

アンコールでは4月9日に東京・立川市の立川タクロス広場で行われるフリーイベントへの出演のほか、5月17日に新宿MARZで2度目のワンマンライブを行うことも発表した。唯一、芸能活動を経験せずに加入したHISATOは「人前で何かすることは初めてで緊張しました。でも、メンバーが1からいろんなことを優しく教えてくれて、感謝しています。ライブの途中からは楽しくなってきて、パフォーマンスすることができました」と初々しく振り返った。

アイアイタイガーは演劇と音楽ライブを組み合わせたプロジェクト「エウレカ座」の舞台の中で生まれたアイドルユニットを元に、これまでアイドルや演劇などで芸能活動経験のあるメンバーらも加えて結成した。スタッフとして舞台の演出を務めたゴブリン串田と音楽事務所NEROが支え、同舞台で共演していた小堀がスペシャルアドバイザーに就任。グループホームページにはコンセプトとして「思うようにいかなくて、勝負に目を背けたこともあった。今こそ私のターン。駆けあがろう、思うままに、君は君らしく。とどろく虎たちのストーリーがここから始まる」とつづられている。