NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第22週振り返りが2日、放送された。残り1週、次週予告も公開された。

※以下ネタばれを含みます。

最終週のあらすじは、「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」の開催を明日に控え、るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)は岡山へ。その頃、映画村でジョージと遭遇したひなた(川栄李奈)は、そこにアニー・ヒラカワ(森山良子)の姿がないことを残念に思いながら、明日のチケットを渡す。そして迎えたフェスティバル当日。ガチガチに緊張するるいのもとに、懐かしい人たちが現れる。

残り1週、あと5回。次週予告では荘厳な音楽をバックに、懐かしい顔もそろい、それぞれの思いが交錯する。最後には万感の思いがこもった「I love you」という言葉が発せられる。るいは幼いころ、安子(上白石萌音)に「I hate you」という言葉を放った。これで母娘が断絶してしまった。「I love you」はこれと対比となっているようだ。SNSでは「I love you」に「もう泣いてしまう」などとコメントが並んでいる。また、この言葉がるい(深津絵里)のものなのか、ひなた(川栄李奈)のものなのか、意見が分かれているようだ。

さらに、予告映像で一瞬、洋室にたたずむ女性の姿が映る。これが米国で生活していた時の安子(上白石萌音)の姿ではないかとSNSで話題となっている。テーブルには、おはぎも用意されているように見える。

アニーが安子なのかということも含め、最後まで目が離せない。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。