Sexy Zone松島聡(24)が3日、東京芸術劇場プレイハウスで、初日を迎えた初単独主演舞台「こどもの一生」(28日まで)の取材会に出席した。

90年に初演された中島らも原作の舞台で、今回で5回目の上演となる。孤島のメンタルクリニックを舞台にしたコメディーホラー。

舞台初主演の松島は「気を張って稽古中は緊張していたけれど、皆さんにサポートしていただきながら今日までやってきました」とあいさつ。初座長の責任感を感じつつ、夢中で稽古に取り組み「座長らしいことは何一つできていませんが、皆さんの近くでインプットして、その場でアウトプットして。毎日それを繰り返してきた。本番を迎えたら、1つくらい座長らしいことをしたいと思います」と笑みを浮かべた。

突発性難聴により降板したHey!Say!JUMP八乙女光(31)の代役として、松島の出演が決定した。八乙女からのアドバイスも明かし、「稽古中に迷っているタイミングで光君から連絡が届いた。『一緒に悩んでいこう』と言ってくださって、スッとリラックスできました」と感謝。ベテラン陣との稽古にも刺激を受け「共演の皆さんと(演出の)G2さんのやりとりが、プロ中のプロ。そこに食らいついていこうという時間は、大変ではあるけど楽しかった。舞台は楽しいなと思うし、本番を重ねるごとに自分の芝居を更新していきたい」と意気込んだ。

劇中では社長秘書を演じており、役作りのため「スーツを新調しました」と報告。初稽古にスーツで現れる気合の入れようで、今井朋彦(54)は「ジャージーのこっちが恥ずかしかった」と苦笑い。初日以降もスーツで稽古場を訪れていたといい、松島は「社会人に見えることが一番の課題だった。登場して『お、松島、ちゃんと社会人になれてるじゃん』と思われたらいいな」と隠れた努力を語った。

丸山智己、田畑智子、川島海荷、ROLLY、朝夏まなと、升毅も登壇した。