大相撲若貴兄弟の母親でタレントの藤田紀子(74)が2日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)にゲスト出演した。

月曜コーナー「カチタスpresents おうちつなGO!」の5月のマンスリーゲスト。パーソナリティーの生島ヒロシ(71)を相手に実家について語った。

父親が大分県警勤務で、4歳年下の弟がいる4人家族の厳格な家庭に生まれ育った“おかみさん”。警察官の官舎住まいで、父親の同業者が周囲に住んでいることから「外に1歩出て、誰かに会ったら必ずあいさつしなさい」と父親に教えられたという。

高校卒業後に大分から、母親の実家のある横浜で暮らし始めた。だが、ホームシックにかかり、すぐに大分に連れ戻されたという。

「母から電話があったりして、私も電話に出ますと2人で泣くもんですから、ホームシックで。父が『迎えに行くように』と(母に)言って、実は1度、帰ったんです」と藤田。

実家に戻ってからは、大分市の国民年金課でアルバイトをしながらバレエのレッスンに通っていた。ある時、バレエ研究所の先生から「もう、のりこちゃん(本名・藤田憲子)、東京に行かないでウチで助手でもしなさい」と言われた時に「あっ! 私は東京へ行くんだった」と我にかえったという。

再び大分駅から寝台特急「富士」に乗り上京した。「ゆったりとした旅で、停まる駅が長かったので岡山では桃を買って食べたり、いろいろ思い出があります」と懐かしそうに語った。

9、16、23日にも出演する。