TOKIOが前代未聞の新プロジェクト「TOKIO-BA(トキオバ)」を始動することが4日、分かった。福島・西郷村に、約8万平米の広大なフィールドを購入。「さぁ、ここでなに作ろうか?」を合言葉に、ゴールを決めず全国から募るアイデアを形にしていく。このほど発案者の国分太一(47)が日刊スポーツなどの取材に応じ、熱い思いを語った。

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「TOKIO-BA」は都内から車で約2時間半、福島の南の玄関口にあたる西郷村に位置する。住所は福島県西白河郡西郷村大字小田倉字伯母沢90-1他。最寄りは東北新幹線「新白河駅」から車両で20分程度、東北自動車道「白河IC」から車両で15分程度。

東京ドームおよそ2個分の広大な同地では、現在インフラの設備工事を行っているという。電気の引き込み工事や井戸の水質調査も完了している。平地と傾斜、丘の上には林エリアもある。国分によると野ウサギ、イノシシ、シカなどの動物が周囲に生息しているという。現時点では関係者以外の立ち入りは禁止されているが、将来的には一般公開やさまざまなイベント開催も想定しているという。

国分は「ちょっと遠いなと感じると思うんですけど、例えば東京からの道中、どこへ行ったら楽しいのかとか、そういうこともプロデュースしていきたいなと思っています」とプランを明かした。「宮城から来る方は、宮城から来た時の道で、あえて海側のここを通ったら楽しいですよ、とか。遠く感じさせないような、そういうことも全体的に演出していきたい」と意気込んだ。