お笑い芸人ケンドーコバヤシ（ケンコバ＝49）が主演を務めるCSチャンネル「映画・チャンネルNECO」のドラマ「桃色探訪～伝説の風俗～」の第5弾として、横浜を舞台とした「黄金町編」が28日（深夜0時10分）から放送される。このほどケンコバが日刊スポーツの取材に応じた。

ケンコバ演じる、しがないサラリーマンが小遣いをやりくりして月に1度の風俗通いを何よりの生きがいとして、極上のサービスを追い求める。これまで年1回放送されてきた同作だが、好評のため今回は中4カ月と新作のペースが早まっている。主役が板についてきたケンコバは「ちょっとペース緩めたいですね」と苦笑いしつつも、役が染みついていると実感。「何も考えてくることもないし、台本を読んでくることもない」と笑わせた。

今回のテーマとなる「メンズエステ」は、風俗通で知られる自身の嗜好（しこう）ともマッチ。「めちゃくちゃ行きますよ。メンズエステの本当の面白さっていうのは、今回描き切れたわけではないかもしれないです。めちゃくちゃ面白いのは、シロなのかクロなのかわからない店に飛び込んでいくこと」と、店のサービスを見極めることが醍醐味（だいごみ）という。メンズエステを好む客層を聞くと「楽をしない人が多いですよね。冒険が好きというか」と専門家のように分析した。

風俗嬢役で出演するセクシー女優小倉由菜（23）は、ケンコバが番組などで推していた人気女優だ。「（ドラマ）後半の僕（と小倉）の相思相愛っぷりを見てほしい」とアピールした。【佐藤成】