西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博氏(54)が、20日未明放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況マル秘報告~」(木曜深夜0時)にゲスト出演。PL学園野球部時代の秘話や、プロ野球選手の赤裸々事情などを明かした。

コロナ対策でアクリル板が置かれた向かいにMCのネプチューン名倉潤(53)や次長課長河本準一(47)が対座したが、清原は「ガラス板に穴が開いていたら面会ですよ」といきなりボケた。

PL学園時代1年生からレギュラーで甲子園に出場。当時の「清原伝説」について語り合った。高校時代にバスガイドさんと交際していたといううわさについては「本当ですよ」と事実を認めた上で「バスガイドさんから紙切れもらって12時迎えに来ますけど遊びませんか」と誘われたことを明かした。先輩に相談したところ「行くしかないやろ!」とアドバイスされ、合宿所を“脱走”したという逸話を披露した。

テレビも見られない、お菓子も食べられない、電話、シャンプー使用も禁止だったという厳しい寮生活で、上下関係も厳格だったという。現巨人の桑田真澄コーチとの思い出などにも触れた。

「当時の桑田はパッと見て目立たなかった」とKKコンビの1年目の初対面の印象を語った。その後「まさかの巨人1位が桑田やった」と振り返った。「オレは西武に行くけど、西武がどこにあるか分からなかった」と笑いを誘った。

高校時代は「甲子園の夏に優勝してから甲子園の土を持って帰らなかった。また来ると思っていたから」とずばぬけた考え方をもっていたことも披露した。