井ノ原快彦主演のテレビ朝日系刑事ドラマ「特捜9 season5」(水曜午後9時)の第8話が25日に放送され、平均世帯視聴率が11・0%(関東地区、速報値)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・9%だった。

井ノ原演じる警視庁捜査一課特別捜査班(特捜班)主任・浅輪直樹をリーダーに、個性派メンバーがぶつかり合いながら事件解決に挑む人気シリーズ。

第8話では…。

会社社長が刺殺される事件が発生。しかし、捜査に進展はなく、国木田班長(中村梅雀)や小宮山志保(羽田美智子)ら特捜班はわずかな手掛かりを求めていた。

そんな中、早瀬川真澄(原沙知絵)の解剖の結果、遺体から謎の付着物が見つかる。やがて、浅輪(井ノ原)と高尾由真(深川麻衣)の執念の捜査で、被害者のバッグが見つかった場所から100メートル離れた民家の庭で被害者の財布を発見。志保は犯人の逃走ルートは東側だと推測を立てる。

一方、青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)は、志保の見立てとは正反対の方角の公園を捜査していた。矢沢の片手にはタブレットが握られており、画面には美少女キャラが。なんと、ネット上の素人の推理動画を頼りに、捜査していたのだ! そんな矢沢を青柳はからかうが、やがて茂みの中から血の付いたナイフが見つかる。

矢沢はナイフ発見のきっかけとなった動画「乙女探偵・深世小夜香」をメンバーに説明。最近、ネットで話題の配信者で、有名な事件に独自の推理を示しているという。そして、国木田があることに気付く。広報課に深世小夜香から「捜査に苦戦しているようであればお力添えいたします」とのメールが届いていたのだ。

矢沢いわく「乙女探偵なんて名乗ってる投稿者は、変なおっさん」とのことだが、凶器の場所を言い当てた深世小夜香が犯人である可能性も!?

直樹と由真はメール送信者のもとを訪ねるが、出てきたのは中年男性。引きこもりの女子高生の娘と2人暮らしとのことで、直樹は念のために娘にも会おうとするが、娘は自らを「乙女探偵・深世小夜香」と名乗った。