女優の松たか子(44)が5日、TBSラジオ「日曜天国」(日曜午前10時)にゲスト出演。安住紳一郎アナウンサー(48)からの質問に答える形で両親と過ごした実家での生活、長女と入るお風呂でのエピソードを語った。

二代目松本白鸚(79)を父に持つ松は、幼いころの家族だんらんの様子を振り返り、松本家ではテレビのリモコンを共通して「ズバコン」という表現で呼び合っていたという。安住アナから「リモコンという言葉は使っていなかったんですか」と質問が飛んだが、両親たちは今も「ズバコン」と表現。松は「いまさら変えられないと思う」と推察した。

その後リスナーからの指摘で、三洋電機の世界初リモコン付きカラーテレビのキャッチコピーに「ずばりコントロール」という表現があり、世間的にも「ズバコン」と呼ばれていたことが放送中に判明。松が生まれる前にキャンディーズがコマーシャルでPRしていた商品だったことが紹介された。

松は長女と入るお風呂のエピソードも紹介。声優として出演した「アナと雪の女王」を見た長女がまだ3、4歳のころに「あれ、お母さんエルサなの?」と質問されたという。お風呂で「歌ってみて」とリクエストされて「本気を出して歌ってみたら思いのほか響いたみたいで『怖い』と言われて。それ以来あまり歌わなくなりました」という。

安住アナから「アナ雪」のストーリーさながらに「3~4歳だと(お母さんはエルサなのか)混乱してしまいますよね。あれ、(お母さんは)魔法を使うのかなと」と、長女が「怖さ」を覚えたことに理解を示した。

松は2007年(平19)にギタリスト兼音楽プロデューサーの佐橋佳幸氏と結婚。15年3月に長女を出産している。