EXIT兼近大樹(31)が19日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)にコメンテーターとして出演。若者の“恋愛離れ”についてコメントした。

番組では、「20代の独身男性の約4割がデートの経験がない」「20代男性の約6割、女性の約5割に配偶者・恋人がいない」とする内閣府の調査結果を取り上げた。

兼近は「まず、デートしていないのが悪いみたいな表現ですね。そこが不思議。いっぱい楽しいことがあるのに『まだデートしてないの?』『まだ結婚してないの?』みたいな概念がたくさんあるのが驚き」と苦笑い。「したくなくてしていない人もいるはず。そこに配慮していないと感じる。『したくない人』『したいけど出来ない人』、いろんな枠がある中で、1つに収まるのは違うと思う」と話した。

兼近自身、結婚したいと思ったことは1度もなく、その理由については「意味が分かんないから」。周囲の先輩芸人から結婚の良さを聞くこともあまりないといい「『ホンマでっか!?TV』で、ずっと結婚のやばさを言ってますから」と笑った。

さらに「結婚をいいものとして捉えている人は、それでいいと思う。嫌なものと捉えている人もいて、それなのに『みんな結婚して子ども作れ』はおかしいし、結婚しなくても子どもを作れていいと思うし、夫婦別姓でいいと思う。いろんな多様性を無視して『独身男性のデート4割』はむかつきますよね。こういう捉え方をしないで欲しい」と不快感をにじませた。