TBSの清水大輔アナウンサー(59)が23日、同局ラジオ「森本毅郎 スタンバイ!」(月~金曜午前6時30分)の看板コーナー「スポーツ スタンバイ」に出演。7月の人事異動で同番組への出演がこの日最後となり、リスナーに感謝した。

清水アナはいつも通りにスポーツニュースの中で前日のロッテ佐々木朗希の6勝目、エンゼルス大谷の8打点のニュースを伝えた。 その後、パーソナリティーの森本毅郎アナ(82)から「清水さんは局内異動でこの番組の出演は今日が最後となりました」と紹介された。清水アナは「アナウンスセンターを離れることになりました」とあいさつした。清水アナが同コーナーに出演した回数は、1994年(平6)の初出演以来、通算616回を数えた。足かけ28年、10日に1度のペースで朝のスポーツコーナーを担当してきた。

スポーツ好きの森本アナとは名コンビで、安定した進行でベテランの信頼を得てきた。森本アナから「本当にお世話になりました」とねぎらいの言葉をかけられた。

清水アナは「長い出演の中では、時に朝寝坊してスタジオに来られなかったこともあり、家から電話で出演させていただいたこともありました。いろいろご迷惑をおかけしました」と思い出話を語った。

その上で「スポーツの現場で感じたこと、いろいろな思いを5分近いコーナーで自由にしゃべらせていただいて本当にありがとうございました」と番組スタッフ、リスナーに感謝した。

1985年(昭60)に札幌テレビに入社。その後TBSに移籍して28年間、同局のスポーツ中継で野球、サッカーを中心に活躍した。今回の人事ではアナウンス2部担当部長から総務局兼人事労政局に異動する。