長嶋一茂(56)出川哲朗(58)ホラン千秋(33)が出演するテレビ朝日系トークバラエティー特別番組「出川一茂ホラン☆フシギの会」が9日午後11時に放送される。このほど、都内のスタジオで行われた収録に潜入取材した。

「不思議」をテーマに、不思議な人や物事について自由なトークを繰り広げて“深掘り”をする内容。長嶋が今年1月、同局スタッフらと飲酒をした際にアイデアを思い付きで言い出し、「『それ面白いっすね』みたいな話になって」(長島)決まった番組企画だという。

脳の中で思ったことを当てる“不思議な”マジックでは、マジシャンから小4時の初恋女性の名前をズバリ当てられた長嶋が「誰にも言ったことがないのに、当たるなんておかしい」と真顔で驚愕(きょうがく)。ホランも「説明がつかない」と顔色を変えた。

また、合気道の達人は、相手にどう襲われても返して倒すという“不思議な”技を実演。組み合った長嶋は、両足を踏ん張って投げられないように必死に抵抗。だが、すぐに大の字にひっくり返され、手首を押さえながら「痛い、痛い!」ともん絶。この芸人顔負けのリアルなリアクションに、出川は「顔が面白いっ」と大爆笑。長嶋は「自分は極真空手と柔道をやっていたのに…」と真剣な表情で脱帽するしかなかった。

テレビ朝日系では長嶋と高嶋ちさ子、石原良純によるトーク番組「ザワつく!金曜日」(金曜午後6時50分)が大人気。3人でのトークが共通することもあり、収録後に長嶋は「良純よりもやりやすかった」と出川を大絶賛。高嶋役?のホランには「トゲも毒もある女性。そして隙がない。でも、インスタに上げるお弁当は隙だらけ。そこで好きになっちゃう」と多彩な魅力があるとほめちぎった。出川も「僕や一茂さんがこんな感じだから、脱線したら止めてもらえる。ちょっとお母さん的な感じ」。20歳以上も年下のホランの仕切りに絶大な信頼を置いて感謝した。

最後に長嶋は「とにかく楽しかった。またやりたい」。飲み会から生まれた新MCトリオによる特番のレギュラー化を熱望した。