NHK前田晃伸会長の定例会見が7日、東京・渋谷の同局で行われた。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)の3日放送の第26回「悲しむ前に」で、大泉洋(49)演じる源頼朝が最期を迎えた。前田会長は頼朝について「あんな亡くなり方をするとは。三谷幸喜さんの脚本がなかなか斬新で、ああいう切り口があるのかと思いました」と語った。

頼朝のラストシーンを描いた第26回は、落馬して意識不明の頼朝の周囲で、跡目を狙う御家人たちの思惑が渦巻く展開に。死の直前は妻の北条政子(小池栄子)と迎え、2人の初対面を思わせる演出で視聴者の感動を誘った。