NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の第73話が20日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、優子(仲間由紀恵)は、久しぶりにそろった暢子(黒島結菜)、賢秀(竜星涼)、良子(川口春奈)、歌子(上白石萌歌)に、自身の過去を話しはじめる。これまで4人には秘められていた亡き父と優子のなれそめなどだ。優子は那覇の食堂の娘で、そこに民謡歌手を目指していた賢三(大森南朋)の一座が出入りしていた。だが一座は経済的に苦しく、賢三も鶴見に出稼ぎに。そこで房子と会った。そして戦争で中国に出征。終戦後、沖縄には戻れず、房子の店に戻った。そして1年後、家族を捜しに沖縄に帰った。そこで互いに家族を失った優子と再会したのだった。

同じころ、東京のフォンターナでは房子(原田美枝子)が二ツ橋(高嶋政伸)に、鶴見では三郎(片岡鶴太郎)が田良島(山中崇)に、それぞれにずっと秘めてきた過去の思いを語る。房子の甥っ子が賢三で、賢三の名前が入った包丁を贈ったことが明かされた。

優子と賢三のなれそめ、それぞれの複雑な過去があった。

ネットも反響があった。ツイッターには「だばだば泣いてる」「ちむどんどん 今日のは重いなぁ」「こういう展開をもっと早く見たかった…」「やっと本気出してきたか」「今週は数少ないシリアスな週」「笑わない賢三」などとコメントが並んだ。

同作は沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。