歌手MISIA(44)が28日、日本テレビ系「24時間テレビ45」に生出演し、「希望のうた」を力強く熱唱した。

歌唱前にはVTRでMISIAの故郷、長崎・対馬市の厳原をめぐる様子が流れた。今回の番組テーマ「会いたい!」に絡めて、MISIAが幼少期に所属していた、厳原ジュニア合唱団の恩師の高木浩行先生を訪ねた。

31年ぶりの再会に、MISIAは涙。「ずっと御礼をお伝えしなきゃと思っていて。歌う前にハミングをして喉を温める方法だとか、地声からファルセットへの何度も何度も練習していただいたりとかっていう基礎練習は体に染みついていて、いろんな方に習ったけど、『なんでこんなに君は基本ができているんだ』って。小さい頃から言われていた」と高木先生に感謝した。

高木先生は幼少期のMISIAについて「抜群にかわいらしくて、声がピカーンって通って」と振り返った。

その後、高木先生がサプライズで手紙を披露。MISIAは「いやもう、本当に自由に歌わせてくれて。みんなに合わせろ、ではなくてみんなで楽しく歌おうって。それがもう何よりも私の楽しみで。素晴らしいハーモニーを教えていただいて、ありがとうございました。私の源になっております。お会いできるとは。もう感激です」と感謝を繰り返した。

「希望のうた」歌唱中には、背後のスクリーンに厳原ジュニア合唱団の子どもたちが映し出され、ともに歌うような演出となった。