俳優岡本圭人(29)の初主演ミュージカル「盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル」が21日、東京・有楽町よみうりホールで初日を迎え、キャスト陣が取材会を行った。

ギリシャ神話をもとにした冒険コメディー。岡本は「子どものころから好きだった原作なので、パーシー・ジャクソン役を演じることに不安やプレッシャーもありました」としながらも「稽古をしていくうちに、パーシーが持っている勇気や強さが自分の中からも沸いてきた。パーシー自身が自覚していく英雄の力が、自分の中にも固まってきた」と自信をみせた。

作品について「音楽の力がすごい。音楽が気持ちを高めてくれました」。人前で歌うのは、米国に演劇留学した18年以来4年ぶりとし「歌うことも表現することも大好き。(留学先の)授業でミュージカルを学んでいたので、夢だったものがかなったので頑張らないと」と意気込んだ。

母親役を演じる壮一帆が「圭ちゃんと2人で居残りでデュエットの練習をしたり。圭ちゃんを見守っている日々が思い出」と稽古秘話を語ると、「うちの母親も『圭ちゃん』って呼ぶんですよ」と笑顔で応じた。壮のことも「お母さん」と呼び「壮さんと会うとテンションが上がります。本番前のストレッチも隣同士。お母さんと一緒にストレッチしながら、すてきだなと思いました」と話した。

ほかに、小南満佑子、水田航生、木内健人、宮原浩暢も登壇した。