歌手AI(40)が22日、都内で、総合不動産大手、東京建物のサステナビリティパートナー就任式に出席した。

同社はこの日、サステナブルな街づくりへの発信強化などを目的とした新プロジェクト「DO for Sutainability with 東京建物」を発表。同社の企業CMに楽曲「BE WITH YOU」を提供しているAIに白羽の矢が立った。

野村均社長から巨大名刺を渡されたAIは「緊張します。私でいいのですかという感じです。東京建物の社員さんからは、人と一緒に街をつくるという気持ちがひしひしと伝わりました。サステナブルな街づくりは興味あることばかり。できることから頑張りたい」と話した。

AIは同プロジェクトのコンセプトムービーにも出演。子どもたちからお年寄りまでが、それぞれの未来の街の絵を描き、最後はその絵が張られたタワーが立ち上がる内容だ。会見では、AIが描いた絵を披露したほか、自身の子どもの作品も紹介。「マネジャーからは、どちらが子どもの作品かわからないと言われました」。

ムービーの撮影については「子どもたちからはパワーをもらいました。まだ、内容が理解できない子どもたちもいるけど、周りが笑わせあったり、すてきな1日でした。最後はみんなで歌ってくれて、感動をもらいました」と振り返った。

サステナブルな街づくりについてAIは「赤ちゃんを抱えて、泣いているお母さんがいたんです。子どもを連れていると、トイレに行くのも大変。だから、年をとっておばあちゃんになったら、そんなお母さんを助けるというか、子どもをみんなで見守れる街ができたらいいなと思います」。

AIは子どもが生まれてから、楽曲にも、地球や環境を大事にすることを伝えたいという思いが強くなったという。「私ができるのは曲を歌うこと。未来も平和で、みんながハッピーになれるように、そんな思いを曲にしていきたい」と話した。