女優MEGUMI(40)が11月1日放送開始のテレビ東京系ドラマ「完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの」(火曜深夜0時半)の企画・プロデュースを務めることが24日、わかった。演者としても、主演の元乃木坂46で女優の深川麻衣(31)扮(ふん)する若手女性アナウンサー、有加里壱子が出会う美容のカリスマ女性社長、不美(ふみ)役を演じる。

女優や実業家としてマルチに活躍するMEGUMIが新たな挑戦に挑む。ドラマでは大きな失敗でどん底に陥った若手女子アナが、カリスマ女性社長と出会い、困難にぶつかりながらも成長していく姿を描く。約1年前に太田勇プロデューサーにドラマ監修について相談したことをきっかけに実現したといい、MEGUMIは「壮大なチャレンジに心震えております。私自身、美容を続ける事でメンタルが強くなっているのを心から感じています。そんな美容の持つ力を皆さんにお伝えしたく、『観て美しくなるドラマ』というテーマで今回お届けします!」と意気込んだ。

太田プロデューサーは「こういった話は『面白いですね』『いつかやりましょう』止まりで実現しないことが多いんですが、MEGUMIさんは本気でした」と振り返り、彼女が脚本や美術、音楽など全ての打ち合わせに参加したことを紹介。「今朝もロケハン前に家族の朝ご飯を作って一通り家事をしてから来たMEGUMIさんを見ていると、(普段の)弱音もどこかにいってしまいます」と語り「笑って楽しく観られる女性の応援歌のようなドラマとなっています」とした。

○…主演の深川はテレ東ドラマでは19年放送の「日本ボロ宿紀行」に続く2度目の大役となる。女性の実体験から得た“難局を乗り越えるヒント”として、身近に取り入れられる事や発想の転換方法などを扱う内容。「楽しくチャレンジングなドラマになりそうな予感でワクワクしています。と同時に、コミカルさの裏に隠れた強いメッセージも感じました。人生どん底の壱子が、1人の女性として、人間として、どのように這い上がっていくのか、ぜひ見届けていただけたらうれしいです」と語った。