女優の新木優子(28)が30日までにインスタグラムを更新。29日に最終回を迎えたテレビ朝日系ドラマ「六本木クラス」で演じたヒロインの1人、楠木優香への思いをつづった。

新木は「私が優香を演じると決まった時、常識という枠の中で優香の感情を考えるのをやめました。“常識的“に考えるとどこにも優香の感情や行動が当てはまらなかったから」と、役作りについて振り返り、「そう考えるようになったら、私だったらこうするのになんで優香は?と立ち止まることが無くなりました」とつづった。

新木が演じた楠木優香は、竹内涼真演じる宮部新の同級生で初恋の相手でありながら、新と敵対する巨大外食産業の長屋ホールディングスで働く女性。同社の跡取り息子が引き起こしたある事件をきっかけに絶望の淵に立たされ復讐を誓う新と向き合う。同時に、優香自身は幼少期に親に捨てられ、同社が資金援助する児童養護施設で育ち、大学の学費も支援され、就職もさせてくれて、同社に恩義を感じる立場でもある。新木は、2者の間で気持ちを揺さぶられ、ジレンマを抱える難役を見事に演じた。

自身が演じた優香の性格や言動を振り返りながら、「優香が新に言った“どうか、幸せになって“という一言は新に向けての言葉だったけど、優香自身にも伝えたい言葉だったんじゃないかなと思っています」と新木。「優香を演じられたことで私自身も得られたものがたくさんありましたし、これからの人生大切にしたいと思う軸の部分がすごく豊かになったなぁと」とし、「優香には心から幸せになってほしい。そう一番願っています」と思いをつづった。

続けての投稿では「新が撮ってくれた優香」と、宮部新を演じた竹内の撮影した自身の写真を掲載。ぼやけた写真もあるが「私のカメラで撮ってくれたけどなかなかピントが合わず、、でもそれがなんか、、いい」とつづった。