米歌手ビヨンセ(41)とラッパーのジェイ・Z(52)の長女ブルー・アイビー・カーターちゃん(10)が、米ロサンゼルスで行われたチャリティーオークションに参加し、8万ドル(1200万円)を超える入札を行って話題になっている。

若手アーティストを支援する資金集めとしてビヨンセの母ティア・ノウルズさんが主催したイベントでは、アート作品や宝石のオークションが行われ、かつてビヨンセが所有していたセレブ御用達のオーダーメードジュエリー「ロレイン・シュワルツ」のダイヤモンドのイヤリングも出品された。

米ABCニュースなどによると、ある参加者がこのイヤリングに8万ドルの値をつけた後、「他には誰かいない?」とあおる司会者の前で若干10歳のブルー・アイビーちゃんが堂々と起立して自身の番号札をかかげ、8万ドルを超える値を提示。これには司会者も大興奮で、会場からも驚きと歓喜の声が上がる様子がSNSでも拡散されている。

最終的にはコスメブランド「マニエオーガニクス」のモニーク・ロドリゲスCEOの夫が10万5000ドルで落札したが、自身も歌手として活躍するブルー・アイビーちゃんのスーパーリッチぶりがネットで話題になっている。このイヤリングは、この日の競売の最高落札額だったという。

ブルー・アイビーちゃんは、6歳だった2018年にも同イベントで俳優シドニー・ポワチエさんの肖像画に1万7000ドルの入札を行ったことがある。当時も最終的には1万9000ドルの値をつけた映画監督でプロデューサーのタイラー・ペリー氏に奪われてしまったが、その後1万ドルで別の絵画を落札したことがニュースになっていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)