タレント城咲仁(45)加島ちかえ(33)夫妻が「一日川越署長」に任命され、22日、埼玉・川越駅前で「いい夫婦の日 DV・児童虐待根絶キャンペーン」に参加。夫婦円満の秘訣(ひけつ)を明かした。

元々仕事仲間の友人同士から交際に発展し、昨年4月に結婚。夫婦で行うYouTubeチャンネル「ジンチカちゃんねる」でも仲むつまじい日常を見せるなど、同署が「いい夫婦の日」にぴったりなおしどり夫婦として起用された。

同市内でもこの1年で、DV被害が290件、児童虐待も520件に及んでいるという。城咲は「基本的なことかもしれませんが、何かおかしいなと思ったら周りが声を掛ける。そういったコミュニティーを広げていくことだと思います」。加島も、得意の上戸彩の声まねを交えながら「あいうえお作文」でコミュニケーションを図ることでの根絶を呼びかけ「私たちもそんな夫婦になりたい」と話した。

夫婦円満の秘訣について、城咲は、家事などの夫婦間のルールはあえて決めていないことを挙げた。城咲は「やらなかった時に『やらなかったじゃん!』となってけんかの原因にもなるので」。加島も「1つ1つやったことに『ありがとう』とお互い感謝できる。それに、ありがとうと言っていると、全部やってくれます」と笑顔。それでもけんかをすることもあるというが、城咲は「けんかした時間も、しない時間も同じ時間だと。けんかすると距離を置きたくなりますが、彼女は逃げないし、向き合ってくる」と明かした。

この日は夫婦そろっての「一日署長」となったが、さながら“夫婦漫才”のように息の合ったトークで、道行く人に呼びかけた。今後についても「YouTubeでも人の役に立つようなことを発信していきたい」と声をそろえつつ、城咲は「僕は目立ちたがり屋で、彼女はそこまでなんですけど、外国語大出身でフランクでどんどん人に話しかけてしまうので、2人で旅番組とかやらせてもらえたら」と願望も明かした。