TBS系で30日に放送される「第64回輝く!日本レコード大賞」(午後5時30分)の総合司会に同局安住紳一郎アナウンサー(49)有村架純(29)が起用され、このほど取材に応じ、意気込みを語った。

NHK紅白歌合戦で2度の司会経験がある有村だが、レコード大賞では初めてとなる。「すごく光栄に思いました。音楽をやられている方が、きっとレコード大賞というものを、1つの目標にされている方もたくさんいると思いますし、そういった場をともに過ごせるということがとても幸せだなと思います」と率直な思いを明かした。

11年連続で司会を務める安住アナは「有村さんと久しぶりにお会いして、前は(有村の)仕事がすごく忙しくてね。本当に連日忙しくて、映画の方でも活躍されて、アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞されて、周りの人はみんな有村先生って呼ぶ中で、架純ちゃんって呼んでいるのは僕だけで、完全に古い業界人みたい(笑い)。ご立派になった有村さんとこういう場に立たせていただいて父親のようにうれしい気持ちです」と優しいまなざしで有村への印象を語ると、有村も「出会ってからは長いので(架純ちゃん呼びは)光栄です」と応じた。

続けて有村は、タッグを組む安住アナについて「私はあの安住さんの台本から枠からはずれたときの姿を見てみたいなと。楽しみにしています」。安住アナが「誰かから注意されたんですね。あのアナウンサーは台本からはみ出ることが多いから、それについていくと地獄な場合もあるよっていうことですね」と反応すると、有村は「アドリブの応用力をしっかりそれまでに培って本番挑みたいと思います」と誓った。

これを聞いた安住アナは「有村さんは、人生の目標は脈拍数を上げないっていう人。脈拍数を上げずに長生きしたいっていう人なので、あんまりこう興奮したりする感じをみせないっていうところがあるんですけど、内面もっているものは、ユーモアたっぷりなものなので、きちんと場を設定するとものすごくおもしろい方っていうのは番組で何回か経験して知っているので、トライしたいなって思っているんです。確実に有村架純さんの脈拍をあげることが今回メインテーマですね」とニヤリ。「いいですか? これで記事書けるんですか? ははははは」と大きく笑った。