声優櫻井孝宏の所属事務所インテンションは18日、公式サイトに声明文を発表。前日17日に「文春オンライン」で「第3の元恋人・B子さんが告発する“15年の裏切り”と“不誠実メール”」などと報じられた件に関して、説明した。

報道では、櫻井と2006年(平18)から21年まで15年にわたって交際していたというアニメ業界関係者の女性が、18年に櫻井が結婚していた事実を知りショックを受けたこと、22年9月に「文春オンライン」が櫻井の結婚を報じたのに続き、同10月には妻とは別に、約10年間にわたって交際していた放送作家の女性がおり、不倫していたと報じられたことで、櫻井に直接の面会と謝罪を求めたなどと報じている。

さらに、当該女性が櫻井側の弁護士と示談金交渉をしたものの、提示された100万円という額に納得できず、解決できないと判断したなどと報じている。

インテンションは「今回の記事に掲載されている女性から、櫻井は1000万円を請求されており、指定期日までに対応がない場合、当該女性の納得のいく方法・手段を実施すると伝えられておりました。法外な金額であったことから、櫻井が個人で委任した弁護士を通じて要求を断ったところ、報道がなされた次第です。このような背景があるため、弊社といたしましても顧問弁護士と対応を協議しております」と説明。その上で「重ねまして、この度は皆さまへ多大なるご迷惑をおかけしておりますことを心よりおわび申し上げます。皆さまへの信頼回復に誠意をもって対応してまいります」と謝罪した。

櫻井は22年12月に、かつてパーソナリティーを務めていたものの、一連の騒動で終了したインターネットラジオ番組「P.S.元気です。孝宏」の公式サイトに「『P.S.元気です。孝宏』を聴いてくださった皆さま、応援してくださった皆さま、この度は私の身勝手な行動により、皆さまの信頼を裏切ってしまい、誠に申し訳ございませんでした。本来ならば番組終了後、もっと早く皆さまに自身の言葉で謝罪をお伝えしなければならなかったと思っております。時間がかかってしまったことも、大変申し訳なく思っております」とリスナーに謝罪。「長く続いた番組の幕をこのようなかたちで突然閉じることとなりましたのは、全て私の無責任な行いによるものです」との謝罪文を掲載。

さらに「この『P.S.元気です。孝宏』は、リスナーの皆さま、関係者の皆さまのお力があったからこそ続けてこられた番組です。私を信じて多くの皆さまが力を貸してくださいました。心より感謝しております。私の身勝手な行動に皆さまを巻き込み、応援や期待を無下にしてしまったことを、ここにおわび申し上げます。長きにわたり番組を支えてくださった皆さま、この度は本当に申し訳ございませんでした」と謝罪を繰り返していた。