水谷豊が主演するテレビ朝日系ドラマ「相棒season21」(水曜午後9時)の第15話が1日に放送され、平均世帯視聴率が12・7%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は7・3%だった。

前回は世帯が12・6%、個人が7・2%だった。

名推理で事件の謎を解き明かす警視庁特命係の杉下右京係長(水谷豊)。切れモノ過ぎるゆえに上層部からにらまれ、閑職に追いやられた右京が、さまざまな事件解決に挑む人気シリーズ。寺脇康文演じる初代相棒の亀山薫が、約14年ぶりに“5代目相棒”として活躍する。

◆第15話のあらすじ

海外渡航前から顔なじみだったゲイバーのママ・ヒロコ(深沢敦)と再会した薫。ところが、その矢先、公園で男性の遺体を発見する。

男性は鬼塚という著名なルポライターで、妻はノエル美智子(大島さと子)というペンネームで少女向け小説を手掛ける人気作家だった。鬼塚の手には、なぜか美智子のデビュー作が握られており、何らかのダイイングメッセージとも思われた。

事件に興味を持った右京が美智子から事情を聞くと、鬼塚が死亡した晩、彼女も同じ公園で炊き出しのボランティアをしていたことが判明。鬼塚は、そこに集まった生活困窮者を取材中、何らかのトラブルに巻き込まれたのか?

そんな中ヒロコは、困窮者を食い物にしていた半グレ集団が、鬼塚を脅していたと情報をもたらす。