俳優中川大志(24)が第47回エランドール賞の新人賞を受賞し2日、都内で、3年ぶりに行われた授賞式に出席した。

昨年度のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では畠山重忠役を熱演し、主演小栗旬演じる北条義時との死闘が反響を呼んだ。中川は「歴史ある賞をいただけてうれしいです。『鎌倉殿の13人』『オールドルーキー』(TBS)など反響が大きかった。濃い1年でした」とあいさつ。共演した小栗もサプライズで登場し「とにかく一緒にやらせてもらった現場では、すべての俳優陣に果敢に挑戦していく姿は素晴らしかった」とエールを送られた。

受賞後、会見に応じた中川は「毎年親から、候補には上がってるよ、とは言われていた。自分自身が驚いている」と感想を明かした。さらに「自分にとって大きな挑戦。チャレンジできる目標を決めている。現場を楽しんでやる」と宣言した。

サプライズ登場の小栗については「役者としての目標。まさか小栗さんが来てくれるとは思わなかった。大河ドラマの現場、子どものときに立たせてもらってから思い入れがある。そういう先輩の背中をみせてもらった」。偉大な先輩で話せたか、という質問には「(小栗が)ちょうど舞台真っ最中。駆けつけていただいた。喜んでくださった。頑張ります」と感謝した。

芦田愛菜(18)松下洸平(35)岸井ゆきの(30)間宮祥太朗(29)奈緒(27)も新人賞を受賞した。日本映画テレビプロデューサー協会が優れた映像作品や俳優を選んで表彰される。