NEWS小山慶一郎(38)が3日、「第11回キャンピングカーアワード」を受賞し、「ジャパンキャンピングカーショー2023」開催中の千葉・幕張メッセで行われた授賞式に出席した。

キャンピングカーで楽しむ“くるま旅”の啓発、普及を目的にキャンピングカーとアウトドアを愛好する著名人を表彰する賞。ステージに登壇し、喜びを語った。

受賞を受けて「実は去年、この『キャンピングカーショー』にプライベートで遊びに来ていて。ブースを見ていたら『キャンピングカーアワード』という賞があるのを知りまして。来年は自分がとってやるぞと思いました」と回想。「友達に『来年僕がとる!』と宣言しまして。ただとっただけでだと『ジャニーズだからですか?』ってなりますから、知識をちゃんとつけて、発信とかお伝えをしている中でこの賞をいただけたので、有言実行です。1年前のことばをかなえられて、うれしく思います」と笑顔を見せた。

過去にも10回以上さまざまなキャンピングカーをレンタルし、キャンプを楽しんできたという。「テントで過ごすのもいいですけど、冬のキャンプは寒いので。FFヒーター(車内暖房)がついているキャンピングカーの快適さを知ってからもっと興味を持って。エアコンまでついているのもあると聞いて。日本の春夏秋冬の広がりも感じられるのが魅力じゃないかなと思います」と説明した。

アウトドアに興味を持ったきっかけを聞かれ、「ある番組で山を買うかっていう企画があって、ロケで山に通って山の中で過ごす中で、あまりにも自分の中が浄化されていったんです。オフというか」と答えた。「どうやら自然の中に身を委ねていくことが好きだと思って。それまではシティのほうが好きだと思っていたんですけど。木々が揺れる音とか鳥の声とかが聞こえて」と述懐した。

その後ソロキャンプ用品を全てそろえたという。「行ってみたら、あまりに快適だったんです。見たことがない星が見えたり。そこからキャンプ用品、ギアにハマって。完全に“沼って”しまいまして」と笑った。「絶対に押さえたかったテーマは、オシャレにキャンプをする。僕の中では“オシャキャン”って言っているんですけど」と熱弁。フジテレビでも先月から「NEWS小山のおしゃキャン!どう?」がスタートした。

賞品として、キャンピングカー「BALEIA」が1年間貸与される。「大前提、レンタルではあるんですけど、買わないと申し訳ないくらいカスタムさせていただきました」と明かした。「これまでの受賞者で賞品の一番キャンピングカーを使うのが小山慶一郎だと思います。そんな使うか、っていうくらい。忙しさの中にキャンプがあると、歯車が合って来る。本当のオフを今まで知らなかったんです。心をオフにするってことをキャンプで知ったので」と強調した。

自身は防災士の資格も取得しており、「東日本大震災の被災地にも100回以上行かせていただいて。避難所を見て、あまりにプライバシーがない、プライベート空間がないと思って。どうやったら皆さんが快適に過ごせるんだろうって思いました」と述べ、「キャンピングカーって、備えにもなるし、防災グッズだと思って。逃げることももちろんですけど、その後の生活を考えた時に、個人のプライベートを守って生活を豊かにできる。防災って観点で見てもとても理にかなったものだと感じています」と解説した。

さらに「今日はメディアの方もいらっしゃるということで。NEWS3人で、どこかでキャンプできたらいいなと思っています。番組とかどうでしょうか?」と笑顔でアピール。「今回の受賞で、NEWSのメンバーからも『小山、そこまでいったか』『そこまでいったらすごいな』と。3人でも発信することができたらいいなと思います」と意気込んだ。