作家の乙武洋匡氏(46)が3日、ツイッターを更新。1月22日に引退を表明した車いすテニスの国枝慎吾氏(38)の国民栄誉賞授与への後押しを呼びかけた。

松野官房長官が3日の定例会見で、国枝氏に対する国民栄誉賞の授与を岸田文雄首相が検討を指示したと明らかにした。乙武氏はこの報道を受けて、「国枝慎吾に国民栄誉賞を」というハッシュタグを付け「『検討』から『実現』へ。ぜひ、みなさんの後押しをお願いします!」と呼びかけると、フォロワーからは「もっと早く国民栄誉賞をもらっても良いほどの実績です」「本当に実現してほしい!! というか実現すべき」など賛同する声が相次いだ。

かねて国枝氏と交流のある乙武氏。今月1日にはインスタグラムで「日本が誇るレジェンド、国枝慎吾がついに引退。ささやかながら、ご夫妻の慰労会を開催」と、国枝夫妻と3人で会食する写真をアップし、「車いすテニスやパラスポーツをここまで押し上げてくれた選手は他にいない。だからこそ、彼に贈りたい言葉は、『お疲れさま』よりも『ありがとう』なんですよね」との思いをつづっていた。