岡本玲(31)が4日、都内で行われた主演映画「茶飲友達」初日舞台あいさつで「日本の縮図のような作品」と語った。

映画は、13年10月に男性1000人、女性350人の会員の平均年齢が60歳前後で、男性経営者も70歳の高齢者売春クラブが警視庁に摘発された事件から外山文治監督(42)が着想を得て、岡本演じる運営側を若い世代に変え、高齢化社会と行き場のない若い世代という日本の課題を描いた。同監督は「高齢者の性に真っすぐ踏み込んだ衝撃作。センセーショナルだけでなく中身のあるものを作った」と語った。