今年で44回を迎えたヨコハマ映画祭が5日、横浜・関内ホールで開催され、映画「恋は光」に出演した西野七瀬(28)平祐奈(24)馬場ふみか(27)ら4人が最優秀新人賞を受賞した。

西野は「自分の役作りが最初(小林啓一)監督のイメージと違って、ものすごくあせったんですけど、現場でお話ししながら、私自身に近づけて演じたら『それでいい』となりました。すごく悩みましたけど、本当は悩みながら少しずつ進む感じ、嫌いじゃ無いんです」と会場を笑わせた。

平は「監督からジブリの主人公になったつもりで演じて、と言われ、本気でなりきったつもりです」と明かした。

同名の人気コミック(作・秋★枝)を原作にしたこの映画で、自身も監督賞を得た小林監督は「台本は30回くらい書き直しました。この場に立てて本当にうれしいです。コロナ禍真っただ中の撮影でしたが、ロケ先では天気には恵まれ、不思議とスムーズでした。皆さんのおかげです」と感慨深げだった。