元超新星のソンモ(35)が主演を務める映画「ランサム」(今年夏公開予定)が4月15~16日に開催される「島ぜんぶでおーきな祭-第15回沖縄国際映画祭」に招待され、ワールドプレミア上映される。

作品は、製作総指揮の奥山和由プロデューサーとガンアクションを得意とし、映画製作に対する熱き情熱と実行力を持つ室賀厚監督が「SCORE」以来、再タッグを組んだ作品。

ヒロインは大林宣彦監督が“原石だ”と自身の遺作となった映画「海辺の映画館-キネマの玉手箱」で主演に抜てきした吉田玲が務めます。

アーティストとして活動し、韓国映画、ドラマに多数出演、ミュージカルで主演を務めるなど俳優としても活動の幅を広げているソンモにとっては、日本映画では初めての主演作。全編日本語での演技に挑戦しており、銃を使ったアクションも見どころだ。

ソンモと室賀厚監督渾身(こんしん)のクライムアクション、夏からの全国公開に先駆けての上映となる。

ソンモは「10年以上この日本で仕事をしてきた中で、初めて日本の作品で主演を務めました。キャスティングされたことに、とても幸せでしたが同時に不安な気持ちもありました。監督やキャストの皆さん、スタッフさん達に助けられながら、とても良いチームワークで作品が作れたと思います」と手応えを語った。

その上で「やっと皆さんに見ていただけることになりました。たくさんの人に見て愛してほしい作品なので、応援をよろしくお願いします」とコメントした。

◆ソンモ 1987年6月15日、釜山市出身。2007年9月に超新星の一員として韓国でデビュー。甘いマスクと実力派のダンス、歌で評価を得てメインボーカルを務めた。