俳優板垣瑞生(22)が29日、心身の不調で降板した俳優村上虹郎(26)の代役として出演する舞台「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」(5月6日初日)の制作発表会見に出席し、意気込みを語った。

人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」初の舞台化作。オファーを受けた際は「ちょうど演劇とか舞台に挑戦したいというタイミングだった」と語り「エヴァという作品に僕個人が救われた部分もたくさんあったので。(観客の)目の前で伝えられることはすごくたくさんあると思いますし、(作品を)見たことないよという人にも伝わっていくような作品をつくりたいなと思っています」と語った。

舞台は原作とは登場人物も一新される完全オリジナル作で、壊滅状態となった地球で、ソウシとエヴァンゲリオンに搭乗する14歳の少年少女らが巨大な未確認生物「イキモノ」たちと戦いながら人類再生を目指す物語。

構成・演出・振り付けは、15年、18年上演の舞台「プルートゥ PLUTO」の演出、振り付けとしても知られ、ローレンス・オリヴィエ賞など数々の受賞歴を誇る世界的振付家、シディ・ラルビ・シェルカウイ氏が担当。上演台本は劇団はえぎわ主宰で、俳優、脚本家、演出家としても活躍するノゾエ征爾が手掛ける。

5月6日初日の東京公演から始まり、6月3日から長野、同10日からは大阪でも上演予定。制作発表には窪田のほか、シディ・ラルビ・シェルカウイ氏、石橋静河、永田崇人、坂ノ上茜、村田寛奈、宮下今日子、田中哲司も出席した。東京公演は、新宿区の新劇場「シアターミラノ座」のこけら落とし公演としても行われる。