動物との共生を掲げた「動物王国」で知られ、ムツゴロウの愛称で親しまれた作家の畑正憲(はた・まさのり)さんが5日午後5時53分、心筋梗塞のため北海道中標津町の病院で死去した。87歳。福岡県出身。葬儀は親族で執り行う。喪主は、妻純子(じゅんこ)さん。

◆畑正憲(はた・まさのり)本名同じ。1935年(昭10)4月17日、福岡県生まれ。父が医師で、5歳で家族と旧満州へ渡る。小学3年で大分に帰国。58年、東大理学部生物学科動物専攻を卒業。61年に学習研究社に入社、学術映画プロデューサーに。68年に退社後、作家活動を開始。一家で北海道へ渡り、72年浜中町に動物たちと暮らす「動物王国」を建国。動物文学の第一人者として著書も「ムツゴロウの青春記」など多数あり、77年に第25回菊池寛賞を受賞した。86年に映画「子猫物語」監督。11年に日本動物学会教育賞受賞。日本プロ麻雀連盟の最高顧問で、タイトル戦「最高位戦」も発案。愛称の「ムツゴロウ」は魚のムツゴロウに風貌が似ていることから。

「ムツゴロウさん」畑正憲さん死去87歳、「動物王国」を建国 「ゆかいな仲間たち」人気番組に