米映画「恋人たちの予感」(89年)や「めぐり逢えたら」(93年)などで知られる元祖ロマコメの女王メグ・ライアン(61)が、友人の俳優マイケル・J・フォックス(61)の新作ドキュメンタリーをサポートするため久々に公の場に姿を見せるも、以前とは印象の変わった容姿に「認識不能」とネットが騒然となっている。

ニューヨークのリンカーンセンターで行われた「Still」の上映会に出席し、昨年11月以来半年ぶりに公の場に姿を見せたライアンは、ソファに座ってフォックスと笑顔のツーショットを披露した。しかし、ネット上には「これ本当にメグ・ライアン?」「顔に何かしたの?」とのコメントがあふれ、誰だか分からないと嘆くファンが続出している。

80年代後半から90年代にかけて数々のロマンチックコメディーに出演して一世を風靡(ふうび)したライアンだが、15年に公開された監督デビュー作「涙のメッセンジャー 14歳の約束」の主演を最後にスクリーンから遠ざかっている。整形に失敗してキャリアが終わったとも言われていたライアンだが昨年、8年ぶりに監督、脚本、主演を務める新作の制作を発表している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)