5月19日に亡くなっていた元タレント、上岡龍太郎さんは、故横山ノックさんと3人で「漫画トリオ」を組んでおり、このトリオが芸道の原点だった。上岡さんはその後、関西を中心に司会者、毒舌タレントとして絶大な人気を誇った。

トリオで相棒だった青芝フック(85)が2日、所属事務所を通じてコメント。今年3月に上岡さんから手紙をもらっていたことを明かした。

青芝は「ご訃報に接し、心よりご冥福を申し上げます」と始め、肺がんを患い昨年末頃から延命治療を拒んでいた上岡さんから「事楚の3月にお手紙をいただきました。体の調子がよくないことは書かれておりましたが、ここまで悪いとは思っておりませんでした」とした。

別れのあいさつを文にしたためたものの、厳しい病状には触れず。続けて青芝は「本来であれば、年の順でいくと。ノックさんの次は私なのに、少し早すぎます」と、トリオ最年少との別れを惜しんだ。

上岡さんを思い「よき時代を一緒に過ごした上岡龍太郎さんが亡くなり、本当に寂しき気持ちでいっぱいです。今頃、天国でノックさんと楽しく語り合っていると思います」としのんでいた。