ハロー!プロジェクトのアイドルグループ、アンジュルムが9日、横浜・ランドマークプラザで、最新シングル「アイノケダモノ/同窓生」(14日発売)の発売記念イベントを開催した。

グループ、およびハロー!プロジェクトを卒業する竹内朱莉(25)にとっては最後のシングル。「アイノケダモノ」について「これまでの強い女性像とは違った一面を持っています。この1曲で最強アンジュルムが見られると思います」・「同窓生」についても「久しぶりにつんく♂さんに曲を書いていただいたんです。すてきな楽曲に仕上げてくださって、MVもいつものアンジュルムが見られて、この1枚でいろんな一面が見られると思います」とアピールした。

つんく♂との直接のやりとりはなかったというが「ラストシングルだったので、これまでスマイレージの頃からお世話になっていたつんく♂さんに最後はお願いしたいと思っていた」と明かし、「出来上がってみてイントロからすごいすてきでした。どういう曲が来るのか楽しみでもあったんです。いつものアンジュルムの、楽屋で普段騒いでる感じを見せられることができて素直にうれしいです」と感謝した。

竹内は「今の10人のアンジュルムの集大成をお見せできるシングルになりました。完成したときに、アンジュルムは私が抜けても大丈夫だと心から思えるかっこいいパフォーマンスだったので安心して卒業できます。たくさんの人に聞いていただいて、今後のアンジュルムも楽しみだなと思ってもらえるようなグループになってほしい」とメンバーにもエールを送った。

卒業後については、「私の目標でもある書道で世界を目指していきたい夢があります。それに向かって頑張っていきます。卒業しても外からアンジュルの力にもなりたいです」。

今月21日には横浜アリーナで「ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE アンジュルムより愛を込めて」も開催される。「アンジュルムとして単独ステージに立つのは最初で最後なんですが、ハロプロエッグに加入してすぐに、大きなステージ立たせてもらったのが横浜アリーナ公演だったんです。最初に経験できたのが横浜アリーナで、最後でも立てるのはすごくうれしいです。6月22日にハロプロエッグに入って、卒業するのが6月21日。ちょうど15年目から新しい道に進めるのも運命的ですてきだなと思っています。最初に立ったところなので、夢のようなのでかみしめて最後のステージを楽しみたいなと思います!」と締めくくった。