歌手松崎しげる(73)が6日、東京・豊洲PITで「黒フェス2023 白黒歌合戦」を開催した。日焼けした肌が松崎の代名詞であることから、15年に日本記念日協会から9月6日(クロ)を「松崎しげるの日」に認定された。その年に第1回が開催され、今年で9回目。いまや恒例イベントとなり、会場には約1500人の観客が集まった。

THE冠のハードロックで始まった黒フェスは、観客が腕を突き上げるなど、最初から大盛り上がり。

昨年まではコロナ禍で、出演者のステージ上でのコラボ、観客の声出しなどが感染予防のため制限された。今年は完全解禁され、松崎は「やっと(出演者と)コラボできる。コラボのパワーのぶつかり合いに、久々に燃えるものがあります」と喜んだ。

超ときめきハート宣伝部、演歌の丘みどり(39)、nobadyknows+、OCTPATH、そして華原朋美(49)と続々と人気アーティストが登場。初出場の華原は大ヒット曲の「I BELEVE」と「I,m proud」を歌った。すっきりしたスタイルの華原は「断食や水抜きダイエット、リンパマッサージとか日々やっていました。疲れたので、もうやめましたけど」と笑わせた。

9回連続出場のももいろクローバーZは新曲「MONONOFU NIPPON」などを披露。リーダーの百田夏菜子(29)は「(松崎という)大先輩とステージに立てるのがとてもうれしい」と喜んだ。

大トリで登場した松崎はLiLiCo(52)とのデュエット曲で新曲「これを愛と呼ぶのか?」を、初出演のLiLiCoと披露した。86年にLiLiCoのふるさとのスウェーデンで大ヒットしたデュエット曲のカバーで、LiLiCoが松崎とのデュエットを熱望して実現した。「夫(小田井涼平=52)が純烈で先に黒フェスに出演して、悔しかった。やっと出演できてうれしい」と喜んだ。

この日配信開始された新曲は、LiLiCoが日本語詞を担当し、酒場で男女が歌うデュエットとは違う、ノリのいい曲。松崎は「(LiLiCoに)逆ナンされてうれしい」と笑顔を見せた。

松崎は11月で74歳になるが、元気いっぱい。「来年の黒フェスは10回目。盛大に、小規模に、かは分かりませんが(笑い)、(他のアーティストに)あいつがやっているんだから大丈夫と言われるようなステージにしたい」と話していた。【笹森文彦】