歌舞伎俳優市川團十郎(45)が16日までに自身のブログを更新し、13日に不整脈のため83歳で死去した歌舞伎俳優市川猿翁さんを追悼した。
團十郎は「私にとって大切な先輩がこの世を去る」と切り出し、今年に入って4月に市川左團次さん、6月に能楽大鼓方で人間国宝の亀井忠雄さん、そして今月に猿翁さんと、悲しい別れが続いたことを報告。「もう少し待ってほしいです。心がついてゆけなくなる」と心境も明かした。
猿翁さんには「私に新しい光を見せてくれた方」と感謝。「まだまだ芝居を 舞台に立ちたい気持ちがおありだったと思います。寝たきりの生活になっても、歌舞伎の事のみを考え夢見ていたお姿は忘れられない」と振り返り「お稽古をつけて頂いた思い出、、色々教えてもらいました。そしてあの時の楼門五山桐の共演も、感謝しかない、忘れられないです」と記した。
團十郎は「あちらでも芝居を歌舞伎をなさるのだと思う」と、猿翁さんの生きざまを回想しながら「お気持ちはおそらく、まだ足りぬ 芝居 芝居で 来世まで、、ですよね、、」と故人の思いを推量。「天翔ける心、それは貴方です」と敬意を込めて追悼した。



