武田鉄矢(74)が26日、東京・江戸川区総合文化センターで日本歌手協会主催の「第50回歌謡祭 歌は世につれ世は歌につれ~歌に歴史あり~」に出演し、8日に亡くなった谷村新司さんを追悼した。

1学年上の谷村との親交は深く、海援隊は谷村のいたアリスと同じ1972年にデビュー。当時は同じ事務所で働いていたといい、「谷村が給料交渉もしてくれて、12万円だと。それは他のメンバーよりも2万円高くて。リーダー手当だと。『もうすぐこいつ、子どもがうまれるからそれくらいあげてくれ』と言ってくれた」と懐かしそうに明かした。

数々の名曲を生み出した谷村の才能にも触れ「あの男、谷村新司には勝てませんでした。いい歌作るんですよね」と語った。海援隊はこの公演の大トリも務めており、「最後の曲になります。(谷村が作詞作曲した山口百恵の)『いい日旅立ち』に負けた歌、『思えば遠くへ来たもんだ』」と語り、熱唱してステージは幕を閉じた。

今年は同協会創立60周年記念でもあり、27日にわたって計5公演を実施。作家で歌手の合田道人(61)と各公演ごとに代わるゲストが司会を務め、ベテランから若手まで豪華出演者陣がステージを彩った。

初日は3公演で約100人の出演者がステージに立ち、倍賞千恵子、川中美幸、瀬川瑛子、田辺靖雄、秋川雅史、アグネス・チャン、辺見マリ、石川ひとみ、はなわ、村木弾、松阪ゆうきらが出演。公演の模様はBSテレ東での録画放送が決まっており、12月5日~7日にダイジェスト版、完全版は来年1月2日に放送予定となっている。