福山雅治(54)が30日、都内で行われたディズニー100周年記念映画「ウィッシュ」(12月15日公開)のジャパンプレミアイベントに出席した。同映画の日本版でマグニフィコ王の声優を務めている。ミュージカルに初挑戦した苦労を明かした。

ヒロイン役の生田絵梨花はじめ、山寺宏一、檀れいの声優陣と登場。「今回この作品に携われるというオファーをいただいた時は、本当に驚きまして。何しろディズニーのファンはたくさんいらっしゃいますから。歴史もあります。これはプレッシャーだな、と」と振り返った。「この機会をいただけたことに関して、やり切ることが最大のご恩返し。思い切りやらせていただきました。楽しんでいただければと思います」とあいさつし、拍手を浴びた。

“ディズニー史上最もおそろしいヴィラン”というマグニフィコ王について、「僕の解釈では、正しくある、正義である、というのはどういうことか、表現している存在だと思います。本来は世の中を良くしたいんだけど、その国を暮らす人々に正しさを突き詰めていった結果、正しくない側にいってしまったという」と説明。「この作品はウソがない作品なんだなと思いました」と明かした。

ミュージカルに初挑戦で「ものすごく大変でした。なめてたわけではないんですけど、大変でした」と告白した。「芝居も歌も、一応やらせていただいたことあるんですけど、それが1つになっているミュージカルっていうのは全く別物なんだなと思いました。道場で道着でやるんだけど、空手と柔道は違うし、さらにそれが一緒になったみたいな…」と表現した。

さらに「声もえらい使いましたし、かれました。大河ドラマ以来、かれました。消耗しました」と振り返り、笑いを誘った。「この作品はそれほどのエネルギーを使わないと表現できないテーマなんだな、と思ってがっぷり四つに組んでやらせていただきました」と伝えた。

イベント終盤のあいさつでは「ディズニー100周年ということで、『ウィッシュ』というタイトルは非常にシンプルだなと思いました」と前置きし、「登場人物1人1人の願いというのもあると思うんですけど、今ある世界が今よりもよくなっていくことを願っているということなのかなと思いました」と話した。「100年前よりも今が良くなっていると信じたいですし、100年後の世界がもっと良くなっていると信じたい。そういう願いを込めた作品じゃないかと思っています」と伝え、拍手を浴びた。