フジテレビの港浩一社長(71)は16日、都内で定例会見を開いた。

「とんねるずの皆さんのおかげでした」などでディレクター、プロデューサーとして長く苦楽をともにした、木梨憲武(61)が放送中の同局系の連続ドラマ「春になったら」(月曜午後10時)に主演して活躍していることについて聞かれると、現場に差し入れを持って行ったことを明かした。

「『フジテレビの港です』とあいさつしたら『小港です』と返されました」と、木梨が、かつて港社長に扮(ふん)したキャラクター“小港さん”でバラエティーに出演していた頃を振り返った。

さらに「撮休の前の日だと思うのですが、飲み会に遭遇して1時間くらい楽しい一時を過ごさせていただきました。チームワークがいいんだと思います。(ダブル主演の)奈緒さんとのシーンでシウマイを(手に乗せて)ポンと“手食い”するんですけど、奈緒さんが『そんなのいいわよ』と相手にしなかったのがよかったので褒めました」と話した。

木梨からはメールで「今度(友人の)中井貴一さんが出るから見てよ」と来たという。港社長は「『いいシーンだね』と返事しておきました」と振り返った。