駒沢大法学部3年在学中だったお笑いタレント東貴博(54)が27日、退学届を出して中退したことを発表した。火曜パーソナリティーを務めるニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜午前11時30分)のこの日の生放送で明らかにした。

東によると「卒業までに128単位必要なんだけど、132単位取ってしまった。4年生も卒論があるわけでもないので、1年間で100万円の学費を払うよりもいい。僕が卒業という肩書を持っていても就職するわけじゃないから、それを能登半島地震の復興に寄付した方がいいと思った。結局、中退になってしまいました」などと、すでに寄付したことを明かした。

東は「試験もたくさん受けて、友達もたくさんできた。3年で卒業できる大学もあるけど、4年で卒業した方がいいとも思う。ただ奨学金を借りてる方は3年で卒業できた方がいいし、早く仕事を始められる。駒沢大は3年で卒業して、大学院へ進む制度はあるけど、3年で卒業して就職する制度はない」と話した。

大学生活を振り返って「試験も受けたし、週4で通っていたからね。同級生にも報告したら『まじで~っ』って言われました。結局、欽ちゃんと同じ中退になりました」と、15年に73歳で駒大仏教学部に入学して、19年5月に中退した師匠・萩本欽一(82)の名前を挙げた。そして「入学が決まった時に欽ちゃんに報告したら『早いよ、俺は70過ぎてたよ』と言われた」と笑った。

東は駒大法学部政治学科を社会人特別入試で受験して合格。21年4月からタレント活動をしながら通学していた。