桐谷健太(44)が主演するフジテレビ系「院内警察」(金曜午後9時)の第9話が8日放送され、平均世帯視聴率が5・1%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から7・1%、5・4%、5・7%、5・5%、5・6%、4・9%、4・1%、4・6%だった。

平均個人視聴率は2・8%で、第1話から3・9%、3・0%、3・2%、3・2%、3・2%、2・7%、2・2%、2・6%だった。

▼第9話あらすじ

武良井治(桐谷)は、治験中に亡くなった恋人・夏目美咲(入山法子)に関して新たな情報を得る。美咲が服用していたのは治験薬ではなくプラセボ<偽薬>だったというもので「俺が調べてきたことは全部無駄だったのか?」とショックを受ける。

川本響子(長濱ねる)が昼食を購入して院内交番に戻ると、尼子唯織(さとうほなみ)や上條萌子(玄理)、白石葵(馬場ふみか)らがくつろいでいた。そこで川本は、阿栖暮総合病院で行われている治験には500億円もの開発費用が投入されていると聞かされる。しかしその治験薬によって、症状の進んでいる患者でも手術可能になるまで回復したという症例がいくつも出ているのだという。

一方、榊原俊介(瀬戸康史)は、院長の武藤則光(山田明郷)から、HLHS<左心低形成症候群>で入院している今井結依(梨里花)の手術を中止するよう命じられる。だが榊原は必ず成功させると反発し、外科医たちを集める。しかし、院長が反対しているオペとあって、どの医師も榊原のサポート役を拒否。そんな中でも萌子が自ら助手に名乗りを上げた。

武良井は、自らが調査を続けることで治験の邪魔になるかもしれないと考えていた。そんな武良井に、川本は美咲が飲んでいたのがプラセボだったとしても、治験薬で副作用が出た患者のことをきちんと調査するべきだと主張する…。