タレントのユージ(36)が11日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile~」(月~金曜午後1時55分)に出演。自民党和歌山県連による“過激ダンスショー懇親会”問題についてコメントした。

和歌山県内で開かれた自民党青年局近畿ブロック会議後の懇親会で、露出の多いセクシーな衣装をまとった女性ダンサーによるショーがあったことなどを8日付の産経新聞が報道。参加者の中には、ダンサーに口移しでチップを渡す様子も確認されたとし、この会合に公費が含まれている可能性も指摘されている。

県連青年局長を務めた川畑哲哉県議は、報道が出た後、和歌山市で記者団に対し「多様性、ダイバーシティーというテーマをしっかりと持ってダンサーをお招きした」などとコメントしたが、ユージは「言いたいことはわからなくもない。ただ、ダイバーシティーは多様ということが含まれるので、そういう意味では受け入れるのはありかなと思いつつも、一種に限られすぎている」と指摘した。

さらに「例えば『ゴーゴーダンサーと言われる人たちもいましたし、こういう人もいた、こういう人もいた』だったら『多様性』はまだ分かるけど、明らかに限定したワンジャンル」といい、「かなり限られたピンポイントのダンサーが集まっていたということで、多様性とは離れている気がしますね」と、私見を述べた。

川畑県議は11日、自民党に離党届を提出し受理された。