女優森七菜(22)が16日、大阪市内で行われた映画「四月になれば彼女は」(22日公開、山田智和監督)のFM802の公開トークショーに出席した。

川村元気氏の同名小説が原作。婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊(佐藤健)、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生(長澤まさみ)、藤代が10年前に交際していた初恋の女性で、世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春を森七菜が演じる。

撮影ではボリビア、アイスランド、チェコなど10カ国を巡った。ボリビア・ウユニ塩湖のロケを「絶景だった」と絶賛した。標高が高く「つらいですが、人生観が変わるといいますが、本当にその通りで、一番近い天国だと思う」と振り返った。

過酷なロケで「高山病になりかけたけど、寝込むことはなく、回復した。自分の体力、親に感謝です」と笑顔を見せた。

山田監督も「タフですよね。映画の撮影の合間に写真集の撮影もあった。ほぼ撮られていたけど、すごい」と心身ともの強さをほめた。