2022年に難病のスティッフパーソン症候群(SPS)と診断されて歌手活動を休止して療養中のカナダ出身の歌手セリーヌ・ディオン(55)が15日、3人の息子と一緒に写るレアな家族写真をインスタグラムに公開した。

スティッフパーソン症候群啓発デーを記念して投稿した親子ショットは、16年に亡くなったマネジャーだった夫ルネ・アンジェリルさんとの間の長男レネ・チャールズさん(23)が手前に座り、その後ろに立つディオンの両側に13歳の双子エディ君とネルソン君が立ち、肩に腕をまわしている。「この自己免疫疾患を克服しようとすることは、私の人生で最も困難な経験の1つですが、私はいつかステージに戻り、できるだけ普通の生活を送りたいと決意し続けています」とキャプションを添え、家族や友人、ファンに感謝の意を表した。

続けて「SPSの影響を受けている世界中の人々に激励とサポートを送りたい。あなたなら頑張れる!。私たちはできる!愛しているセリーヌ」つづり、同じ難病と闘う人々に励ましのメッセージを送った。

ディオンは2月米ロサンゼルスで行われたグラミー賞授賞式にプレゼンテーターとしてサプライズ登場し、テイラー・スウィフトに最優秀アルバム賞を授与してスタンディングオベーションを受けた。また、昨年10月にも米ラスベガスで行われたホッケーの試合を観戦し、久々に公の場に登場していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)